範囲検索
画面説明
この範囲検索機能は、Windows
95/98/Meでの使用を想定した古いものです。本来対応していないWindows
2000/XP以降で使用した場合は、正確に検索できないケースがあります。そのため、Windows
2000/XP以降では、大幅な改良を施した「範囲検索(64Bit Mode)」を使用して下さい。 範囲検索の使用にあたり、まず範囲検索ダイアログの各コントロール(ボタン等の子ウィンドウ)の役割を理解してください。 グループボックスやエディットボックス等のコントロールに関しては、 ユーザーインターフェイス 名称説明を参照してください。 |
●画面説明 ■検索・比較単位(Byte/Float)(グループボックス) 通常検索の検索条件や、変動検索の比較、あるいは検索結果の修正に用いる、数値の単位サイズを指定します。また、変動検索での比較と検索結果の修正用に符号の有無も指定可能です。 数値の単位サイズの詳細は数値表現を参照してください。 ■検索結果修正(比較単位と符号有無は上で設定)(グループボックス) 通常検索か変動検索で出力された検索結果を、該当アドレスに格納された現在値と、指定した整数値及び不等号で修正します。不等号は片方あるいは両方の指定が可能です。 ■通常検索(リスト出力後は絞り込みモード、開始と範囲は16進)(グループボックス) 通常検索を行う検索条件と、メモリエリアの開始アドレスと範囲サイズをエディットボックスに入力して通常検索を実行します。効率的な検索のため、入力された開始アドレスと範囲サイズの0x1000未満の値は切り捨てます。検索条件には数値か文字列を選択できます。数値を検索する場合は、デフォルトの入力した数値だけでなく"11223344AABBCC"のようなバイト列で検索条件を指定することも可能です。また、文字列を検索する場合は、入力文字列をデフォルトのASCII文字列としてだけではなく、UNICODEに変換して検索することも可能です。検索実行された数値の検索条件は、検索履歴としてコンボボックスに記録され、後で再利用可能です。 ■変動検索(リスト出力後は絞り込みモード、開始と範囲は16進)(グループボックス) 変動検索を行うメモリエリアの開始アドレスと範囲サイズをエディットボックスに入力して、そのメモリエリアのバイナリデータを、確保した比較用バッファに記録を行った上で変動検索を実行します。効率的な検索のため、入力された開始アドレスと範囲サイズの0x1000未満の値は切り捨てます。また、変動検索を行う際の数値比較を、Word/DWord境界ベースで行うか1バイトごとにずらしながら行うかも設定可能です。確保した比較用バッファの解放は、[解放]ボタンで行うこともできますが、範囲検索ダイアログを閉じることでも解放されます。 変動検索は、変動/増加/減少/指定値(整数値)の増減/不動といった、数値変動の内容を指定して検索を行います。[指定値の増減]で増減値をエディットボックスに入力する際には、減少はマイナス符号(-)で指定します。増加にプラス符号(+)を使用する必要はありません。 ■検索・修正実行時の記録値及び現在値(Byte,Word,DWord,Float) (グループボックス) 出力された検索結果のうち、任意のアドレスをリストボックス上で選択すると、そのアドレスの検索・修正時の格納値と、そのアドレスの現在の格納値を、以下の順序で表示します。 各項目の詳細は数値表現を参照してください。
■検索結果クリア 出力された検索該当アドレスのリストをクリアします。一度クリアすると、元に戻すことはできません。 ■結果を元に戻す 出力された検索該当アドレスのリストを、1回前の検索・修正時の状態に戻します。 |